夕方の屋台通りで焼きそばを買った。鉄板から聞こえる音とソースの匂いだけで、お腹が空いてくる。今日は何を食べるか決めていなかったけれど、目の前で麺を炒めている様子を見て、すぐに注文した。待っている間も手元を眺めてしまう。

受け取った容器はまだ温かく、ふたを開けると湯気が上がった。少し濃いめの味に、キャベツの甘さが合っている。肉も麺も特別なものではないのに、外で立って食べるだけで、いつもの夕食とは違う気分になった。

近くのベンチに座ると、人の流れや店の呼び声まで楽しく感じる。最後の一口まで食べたあと、飲み物を買って少し休んだ。急いで家に帰るつもりだったが、こういう寄り道がある日の方が記憶に残る。

量もちょうどよく、散歩を続ける元気が出てきた。次も同じ店にするか、隣の屋台を試すか迷っている。大きな予定がない日の楽しみとして、また気軽に立ち寄りたい。